看護職の転職理由No. 1が人間関係です。
働く上で、一緒に働く人との関係性がいいことは何よりも大切だと思います。
しかし、職業柄か、きつい性格の先輩が多いのが実態です。
この記事では、私が実際にきつい先輩へどのように対処したかをお話しします。
今悩んでいるそこのあなた!!
多くの人が経験すると思うので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
怖い先輩たち…
怖かった先輩たち、かつてはいました。
私も新人時代に、先輩に報告するときに、「報告いいですか?」と聞いて
「今忙しいから後にして」と言われ、次にいつ報告するか様子を伺いながら悩んだ結果「遅い!!」と怒られたり…
機嫌の波がすごくある人で、さっきは普通に話を聞いてくれたのに、急にイライラし始めて、八つ当たりされたり…
自分に聞こえるような大きな声で「さっき〇〇ってしてて〜ありえなくないですか〜!?」と他のスタッフと話をしていたり…
挙げるとキリがありません。笑
そもそもそんなこと知らない!!聞いてない!!涙
と日々同期と愚痴を言ったり、慰めあったりしていました。笑
そして日々いろいろな先輩と接してきて、きつい先輩にもタイプがあることがわかりました。
②みんなにきつい人
③特定の個人(自分)にだけきつい人
④機嫌で左右される人
それぞれ私なりの対処方法をお伝えします!!
とにかく口が悪い人
どの職場にも必ずいます、とにかく言い方がきつい人です。
「そんなこともわからないの?もういいよ」
「で?どうするの?」
看護職という職業上せっかちな人が多く、新人がゆっくり考えたり、アセスメントをしているとイライラしてしまう。
次にどうするのか、プランが見えない、要点がわからない報告を長々と話すと、「結局何が言いたいわけ!?」とイライラしてしまう…
そんなスタッフが多いです。
このタイプは本当に口が悪いため、きつく感じてしまいます。
また方言によって余計に感じてしまう人もいるかもしれません。
このタイプの先輩に対してはあまり言い方は気にしないようにしていました。
ただ、
「そんなこともわからないの?もういいよ」と言われないように、自分に知識が不足しているところを勉強したり、素直に「すみません、わからないので教えてください」と言っていました。
「で?どうするの?」と言われないように、報告する前に自分で整理してから報告するよう習慣づけました。
みんなにきつい人は…
まずはみんなに言い方がきついタイプの人。
いわゆるお局様と言われるような人や、中堅以上の人に多いですね。
このタイプはあなただから、誰だからという問題ではなく、とにかく誰に対しても同じようにきつい言い方をします。
ただこのタイプはみんなに言い方がきついため、ある意味平等です。
そして、みんなにきついので、味方になってくれるスタッフや話を聞いてくれたり、フォローしてくれる先輩もいます。
そんな先輩を見つけて、相談してみるといいでしょう。
話を聞いてもらえるだけでも心が軽くなりますし、その先輩への対応方法など教えてもらえるかもしれません。
あなたにだけきつい先輩は…
このタイプが精神的には一番しんどいなと思います。
他のスタッフ、同期には普通に話しているのに、自分に対してだけ言い方がきつかったり、嫌味を言ってきたりする先輩です。
このタイプの人への対処方法は自分に非があるのか一旦考えてみることです。
今までいろんなスタッフを見てきましたが、きつい言い方や冷たい態度になる原因は、様々ですが、意外とあるものです。
例えば
・報告が遅い
・相談をせず、勝手に行動する
・指導をすると「でも」「それは」と言い訳のように言う
他の先輩にもいつも同じようなことを言われる場合は、こういったことが原因だったりします。
もし自分に思い当たるところがあれば改善してみると、すぐには難しいかもしれませんが、徐々に先輩の態度が改善していくこともあります。
ただあまりにも気にしすぎると、常に先輩の態度や機嫌に振り回されてしまいます。
もし直接「あなたのこうゆうところ、直した方がいいよ」と言われた場合は、それが原因なので改善した方がいいですが、直接言われない限り、気にしなくていいです。
絶対にやってはいけないことは、先輩からの指導に感情的になって言い返したり、反論したりすることです。
皆さんは私のように感情的にならないでくださいね。
怖がったり、ビクビクしている
必要以上に怖がったり、ビクビクしているようなタイプは、人にもよりますが、攻撃される対象になることが多いです。
これは人間の心理上起こりやすいそうです。
そんな風に不安な気持ちになると思います。
不安な気持ちから目を見て話さなかったり、語尾がどんどん小さくなってしまうことがあります。
そうなると余計に「はっきり話して!!声が小さくて聞こえない!!」と言われてしまいます。
そこで一旦深呼吸して落ちついて、目を見て落ち着いて話をすること、語尾が小さくならないように意識してはっきり話すようにしましょう。
機嫌で左右される人は…
このタイプの人はあなただからというわけではなく、ただその時々の機嫌によって変わります。
なので、普通に話をしてくれる時もあれば、機嫌が悪いときに冷たくきつく言われることもあります。
対処方法は2つあって
②機嫌が悪かったら諦める。笑
①機嫌がいいかをなるべく見極めて話す
空気を読む能力につながりますが、機嫌が悪くないか、それとなく様子を見てから話すことです。
また、先輩たちが話をしている様子を聞いたりして、急ぐことでなければ少し時間を置いてから話すといいでしょう。
②機嫌が悪かったら諦める。笑
そうは言っても報告しないといけないタイミングはありますし、いつも機嫌がいいとは限りません。
もし自分が声をかけたのが機嫌が悪いタイミングであれば
「あ〜ハズレだった〜失敗した〜」と思って諦めましょう。
時には開き直りも必要です!
理不尽なことも多いですが…
読みながらそう思ったかもしれません。私も昔は思っていました。
でも責任感のある仕事ですし、業務が多く大変なので、イライラしたり、ピリピリしたりはやはり多少はあります。
後輩が何かトラブルを起こしたり、できていないことがあると自分の仕事や負担が増えるので、しんどくて、きつい言い方になってしまう人もいるのです。
もうこれは看護職である以上、しょうがないと思います。
きつい言い方をされたら、凹みますし、落ち込みます。
必要以上にきつい言い方をする人もいるのですが、そんな人は気にせず、まわりに相談しながら対処しましょう。
でも、擁護するわけではないですが、あなたのことを思って指導をしたいけれど、余裕がなくてきつい言い方になってしまう先輩もいると思います。
あなたがきついと思っている看護師の先輩はどんなタイプですか?
きつい人と働くということ
看護職として働くということはきつい人と一緒に働くということです。笑
ただ、自己防衛できるところはなるべくして、素直に返事をし、気持ちよく働けるようにしましょう。
感情的になると、収拾がつかなくなるので、落ち着いて対応しましょう。
もし、どうしてもきつい人が多くてしんどい、自分にだけ攻撃的でこれ以上一緒に働けないという場合は、転職を視野に入れましょう。
心のバランスを崩してまで、今の職場で働き続ける必要はないですからね。