夜勤はつらいし、きつい…?看護師・助産師の夜勤の実際と対処方法とは

看護職では基本的に夜勤をしますよね。

夜勤に慣れないうちは生活リズムも狂うし、体調管理も難しいです。

夜勤が体質的に合わない人、きついと感じる人もいるでしょう。

ここからは私の体験談をもとに、夜勤がきついと感じる人へ、対処方法をお話しします。

最後まで読んでください。

夜勤のきついところは?

①勤務時間が長い
②夜勤者の人数が少なく、負担が大きい
③メンバーによって気分も体調も変わる
④忙しいと休憩に行けない
⑤そもそも夜起きていることがきつい

①勤務時間が長い

夜勤の勤務時間は二交代制、三交代制によって異なります。

近年は二交代制が主流になっていて、私自身も二交代制なので、今回は二交代制メインでお話します!

二交代制では夕方16時半〜翌日の朝9時半まで勤務です。

勤務の開始、終了時間に前後はありますが、基本的に16時間勤務です。

間に食事時間・仮眠がありますが、この休憩時間は病院によって様々です。

私の勤務している病院は休憩時間が少ないので、2時間仮眠、食事30分です。

日勤は8時間勤務なので、倍の時間働くことになります。

 

②夜勤者の人数が少なく、負担が大きい

勤務している病棟にもよりますが、基本的には夜勤は人数が少ないです。

私の病院では一般病棟では3人、私は産婦人科なので5〜6人で夜勤をします。

日勤は倍以上の人数が勤務しています。

もちろん、ケアは日勤で基本的に行いますが、夜勤でもケアが必要ですし、点滴や採血も行います。

夜勤中に緊急入院があったり、緊急手術があったり、急変したり…

そんなことがあると身も心も休まりません。涙
haru
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一人当たりの負担が増えるので、入院が続くと辛くなります。

 

③メンバーによって気分も体調も変わる

これは特に新人時代にありました。

きつい人や忙しいと機嫌が悪くなる人、苦手な人がいるとそれだけで憂鬱になります。

いいメンバーの時は、どれだけ忙しくても、お互いフォローしあって、夜勤後には達成感があります。

でもメンバーがいまひとつの場合は、何となく噛み合わず、疲労が倍増します。

夜勤は助け合いよ〜と昔先輩に言われ、本当にそうだなと日々実感します。笑
haru
haru

ただでさえ体力的にしんどいのに、気を遣ってさらに疲れるとしんどい…辞めたい…となってしまいますよね。

④忙しいと休憩に行けない

本当に忙しい日は食事もできないですし、仮眠にも行けません。

16時間走り回ってちょっと椅子に座って記録をささっとできるなんてこともあります。

忙しさは夜勤の当日にならないとわからないですし、夜勤始めは忙しくなくてもどんどん忙しくなることもあります。

⑤そもそも夜起きていることがきつい

夜勤し始めて、新人さんがしんどいのは、夜ずっと起きていることだと思います。

日勤の日、夜勤の日とシフト制でランダムにあるので、体のリズムも狂ってしまいます。

夜勤前に眠れない、明日も日勤なのに眠れない…なんてこともよく聞きます。

夜勤がしんどいと感じる人の多くはこれが原因なのかなと思います。

実際私も朝早く起きるほうが得意で、友達と旅行に行ったら1番最初に寝るぐらい、夜起きていることは苦手でした。

今も夜勤をしていますが、体質的に合わないなと思っています。

あと○時間…!!と考えながら夜勤しています…
haru
haru

じゃあしんどい時はどうすれば…?

しんどい、つらいと思う原因は大体が今まで書いている内容のことだと思います。

では実際にしんどいな、つらいなと思ったらどうすればいいのか。

対処方法は

①休憩に行けなくても大丈夫なぐらい寝てから出勤する
②夜勤の回数を減らしてもらう
③どうしても一緒の勤務が無理な人は上司に相談する
④転職する
です。順番に解説します^^

①休憩に行けなくても大丈夫なぐらい寝てから出勤する

夜勤前後の過ごし方はまた別で記事にしようと思いますが、夜勤前の過ごし方はとっても大切です!

特に休憩が全然取れない状況で、自分のコンディションが悪いと、他のメンバーに迷惑をかけてしまいます。

どれぐらい寝てから出勤するかは人によって違うので、自分に合う時間を見つけてください♪
haru
haru

②夜勤の回数を減らしてもらう

体質的にどうしても夜勤が難しい人はいます。

夜勤のたびに体調が目に見えて悪化するようなタイプですね。

そんな人は上司に相談して、夜勤の回数を減らす、もしくは夜勤を免除してもらえないか相談してみましょう。

実際に私の勤務している病院でも、過去に免除してもらっているスタッフはいました。

私も相談し、他のスタッフより減らしてもらっています。
haru
haru

ただこれは職場によると思いますし、人員的に難しいこともあります。

③どうしても特定のスタッフと一緒の勤務ができない時は上司に相談する

これは最終手段です。

社会人ですから、自分の好き嫌いで仕事をする人は選べません。

でも考慮しなくてはならない状況のときもあります。

それは、患者さんへの影響が出るときです。

もし、特定のスタッフと勤務していることで、あなたが普段はしないようなミスを連発してしまう。

その結果、患者さんへ何かしらの影響が出たり、不利益が生じる場合は考慮されると思います。

 

④転職する

いろいろな方法を上司と相談した結果、どうしても解決方法を一緒に考えることがむずかしい場合もあります。

夜勤を絶対にすることが条件で契約している場合もあるかもしれません。

そんな時は、もう今の職場で勤務し続けることはむずかしいでしょう。

そのため、日勤のみ勤務できるところを探し働くなど、転職するしか方法はないかもしれません。

夜勤はつらいけれど…

夜勤は本当に辛く、きついです。

私は日々インシデントやトラブルなく平和に勤務が終了することを毎回願いながら勤務しています。笑

でも、しんどい代わりに夜勤には「夜勤手当」があります。

しんどいけれど、しっかりお金が入ってくるので、そのお金でリフレッシュできるような時間を過ごすといいかもしれません。^^

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